2024年5月26日
本日はTリーグ前期最終戦の試合を行いました。首位攻防戦の大一番。前期首位のチームが高円宮杯出場の権利を得ます。
選手たちがこのような試合でどのようなプレーを見せるか、コーチとして楽しみでした。
緊張して普段のサッカーができないのか?はたまた意外とひょうひょうとプレーするのか?
蓋を開けてみたら、選手たちの思いが伝わる立ち上がりでした。
前半の立ち上がりからプレー強度が高く、素晴らしいプレーの連続でした。内容もよく、このような緊張感ある試合でもしっかり判断してプレーしていましたね。このような試合の場合はベンチにいるコーチの役割はプレーの少しの修正ぐらいなものです。
特に良かったのは連動したプレッシング、連続した動きからの攻撃でした。これは選手たちが普段のトレーニングからしっかりプレーしている証拠です。バリエーション溢れる攻撃が立ち上がりから見られました。特に中盤は頭が働いており、ポジショニング、予測があるプレーで中盤を制していました。ビルドアップの場面でも、しっかり判断してプレーできており、上のリーグで試合しても通用する試合内容でした。
後半も攻撃的に攻めようとしますが、フィニッシュゾーンでは少し焦ってチグハグな場面が多くありました。ビルドアップの部分でも、少し相手のプレスに慌てて長いボールに頼ったり、雑なプレーから相手に良い形でボールを奪われピンチになるなど、相手ペースの展開に持っていかれる場面が見られました。拮抗した戦いの中で70分間しっかり自分たちのプレーができるかが、今後の課題として残りました。
結果は0-0と、首位奪還はなりませんでした。
全体的に、選手たちは良い緊張感で見応えのある試合が出来たのかなと思っています。しかし勝つチャンスがあったのも事実です。フィニッシュに行く部分の過程はバリエーションが増え良かったですが、ゴール前でのあと一歩の工夫が必要ですね。
最後勝ちきれなかったことをチーム全体として、個々としてどのように捉えるかにより後期の試合内容も変わってくるでしょう。個人個人でしっかり分析してトレーニングで改善してもらいたいと思います。
改めて、nexoの選手たちのポテンシャルには驚かされました。試合に出て悔しい思いをした選手、今回試合に絡めなく悔しい思いをした選手、様々な選手がいると思いますが、もうワンランク、ツーランクレベルアップして後期も戦っていきましょう。
【前期最終結果】2位
5勝2分。1位との勝ち点差は2。23得点0失点
全試合結果はこちら
nexo tokyo fc vs 1.FC AVIENTO
0-0
GK
ノアU14(大一ファイターズU12)
DF
ソウジU14(nexo tokyo U12)
キヨトU15(nexo tokyo U12)
タイセイU15(nexo tokyo U12)
ルイU15(成田フリーダムU12)
MF
ソウマU15(nexo tokyo U12)
コウタロウU15(nexo tokyo U12)
リョウタU15(台場コスモスU12)
FW
ヨウタU15(東京チャンプU12)
レンジU15(八潮FC U12)
シンU15(湾岸ローカルズU12)
in HT ジロウU14(nexo tokyo U12)
in 55' アサイU15(品川SJC U12)
コウタロウ(U15)/MF
中盤での予測した守備、ポジショニング、攻撃時での時間の作り方、ゴール前の侵入など、どれを見ても70分間チームがやらなくてはいけない事を体現していた。このパフォーマンスを常にできるようになれば間違いなくチームの中盤の質は上がるでしょう。
ソウマ(U15)/MF
得意の展開力、守備での掃除などアンカーとしてこの試合で1段階ランクが上がった印象のプレーをしていた。特に中盤でのインターセプトはどこのチームでも通用するトップレベルのプレーだった。
試合に入りすぎないでゲームを冷静にコントロールすること、そのポジションからゴールというシチュエーションを作れるようになれば、よりチームを勝たせられる選手になるでしょう。
担当:後藤